キリスト者の人生備忘録

ありのままにさらけ出すブログ

入信・洗礼からの信じるしかない出来事

入信する際、洗礼を受けることが教会員になる掟だった。聖書を話す言葉に耳を傾けて真面目に話を聞くようになった。洗礼を受けることはまだ未成年だったので親の承諾なしでは受けることができなかったので親を説得して許可をもらった。

洗礼を受けた。

教会堂の十字架の下にバスタブがあってジャポンと浸かる形で、洗礼を受けた。

その時はまだこれから起きる事は予想もできないものだった。私は大きなバイクが好きでカワサキのバルカンクラシック400という単車を乗っていた。

いつも通る道を走って居た時、横からノーブレーキで突っ込んでくる軽ワゴン車だった。ぶつかった瞬間はスローモーションで本当に死ぬかと思った。

右手骨折と全身打撲で済んだのだが、もしかしたら本当に死んで居たかもしれないと思わされた怖い出来事だった。

そして、ここで初めて語る病気について話す。

わたしには、とんでもない爆弾を頭に抱えていた。

実は中学から19歳までの間に「分藩頭痛」と診断されストレスをキッカケに頭痛が起きて、発作のように頭が割れそうなくらいの変則的な激痛が起きてしまうのだった。

教会の食堂でコーヒーを飲んでいる時も発作的にその頭痛が起きてしまった。

その時だった。牧師さんや伝道師さんがわたしのためにお祈りしてくれたのだが、お祈りが始めた瞬間気を失った。

気を失って目を冷ますと真っ白い空間に白い雲が立ち込める場所に立っていた。

自分は一体どこにいるのかわからないけど、多分死んだって思えた。

その白い雲が立ち込める中で大きな門のような場所にたどり着いた時だった。門前で立つ人のような王冠を被った人が、わたしにニコリと笑ったかのようにした時、目が覚めたのは、教会の一室だった。

とてもスッキリして気持ちが良かった。夜遅くに目が覚めたのだが、いつもだったら目が覚めたら病院のベッドだった。この幻のような信じられない体験から現在にかけて15年経つのだが、一度も頭痛が起きていない。この体験から自分がようやく、神の存在を認識してきたのかも知れない。